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無題 - かな
2010/10/16 (Sat) 17:11:28
こんにちは。まとめ記事が振り返りにものすごくお役立ちで、当時挫折したものも（ゆりくまさま、本当にお詳しいです！！）、丁寧に読み返したいなぁ、と思っております。
実はこの猛暑で、アレルギーが悪化し皮膚科でパッチテストを受けたところ、
金属及び界面活性系のものほぼ全てがNGとなり、
石けん好きには衝撃の結末となりました。
（アルカリ性とか、酸性とかは関係ないのだそうです）
実験と称してついつい作り過ぎた石けん。
持っていると使いたくなってしまうので、興味のある方にお譲りしたりしているうちに、皆さまの反応が意外に良く、
再リクエストされたり、改めて石けんの良さを他人様の皮膚を通して実感する、複雑な気持ちのこの頃です（涙）
それで、石けんの皮膚刺激は、脂肪酸の炭素数が関係していたなぁ、と（今までは、使用感がOKなら、刺激は無いものと判断していました･･･）過去記事等を、読み直しています。
同時に、代替品でOKの出た石けんの、全成分を見て、
何とかそっくりさん（かつ好みのもの）が作れないかと考え中ですが、成分表示って、分かり辛いです。
ｵﾚｲﾝ酸Na、水、ｽｸﾛｰｽ、ﾐﾘｽﾁﾝ酸Na、ｸﾞﾘｾﾘﾝ、ﾊﾟﾙﾐﾁﾝ酸Na、ｽﾃｱﾘﾝ酸Na、ｱﾙｷﾞﾆﾝ、BG、ｴﾁﾄﾞﾛﾝ酸、EDTA-2Na、塩化Na
→割合にどこでも低刺激として勧められる、N×△ソープD･･･どの辺がポイントになるのでしょうか？？
気候が良くて、石けん作りには最適ですが、今はちょっとお休みして、余った無水エタノールやオイルで、反応の出なかった成分だけ、のんびり抽出しています（^_^）
そうして、ゆりくまさまや他の方の作られた石けんの記事で、一緒に作った気持ちになって楽しませていただいております（笑）
こんにちは。 - ゆりくま URL
2010/10/17 (Sun) 18:01:36
かなさん
それは大変でしたね。。。
でも代替品が見つかってよかったです。
水
グリセリン、ｽｸﾛｰｽ(ショ糖：普通の砂糖)、BG ： 透明化剤と保湿剤
ｵﾚｲﾝ酸Na、ﾐﾘｽﾁﾝ酸Na、ﾊﾟﾙﾐﾁﾝ酸Na、ｽﾃｱﾘﾝ酸Na：脂肪酸石鹸
ｱﾙｷﾞﾆﾝ： 外傷や感染、褥痩(床ずれ)時に補給が必要なアミノ酸
ｴﾁﾄﾞﾛﾝ酸、EDTA-2Na ： 金属封鎖剤
塩化Na ： 食塩：引き締め目的？
なので、ヤシ油やパーム核油、ハイリノールの油を使わない透明石けんというイメージではないでしょうか。
普通じゃないかという気もしますが、多くの化粧石けんに入っている過脂肪が添加されていないことも注目できるように思います(透明石けんだからかも)。
コールドプロセスの手作りではディスカウントや未反応で脂質を残留させるため、過酸化脂質などががかえって刺激になる可能性を否定できません。
オイルの脂肪酸組成をよく調べてオレイン酸以外の不飽和脂肪酸を極力少なくし、を敢えてディスカウントを減らしたレシピ、その分しっかり温度を上げて熟成時間をしっかりとる、というのを考えてみるのはどうでしょうか。
また手作りが楽しめるようになるといいですね。
有難うございます！ - かな
2010/10/17 (Sun) 23:56:09
ゆりくまさま
こんばんは。アドバイス、有難うございます！！
詳しいご説明、とても嬉しいです。読むと、そうなのか、と理解（厳密な意味では、100%ではないかもしれない…）するものの、自ら答えを導き出すのは、別次元に近い難しさがあります。（馬鹿…？）
透明石けんだけでなく、こんな方法があったのですね！
今までの、良いと思っていた一方向からの発想が、ガラリと変わりました。（目から鱗です）
ディスカウントを減らしてしまう…オイルそのものがOKでも、石けんにするとNGな訳も、少ぅし想像がつきました。（10%ディスカウントが定番でした。思いっきり減らしてみようかな…）
本当に、石けんは奥深いです。かつ色んな可能性を秘めているのですね。
この機会に、別方向で、どんなものが作れるか、想像しながらレシピを組み立ててみたいと思います。
（今は、根気よく下調べと、妄想だけ。急ぐと肌にも良くないし、目的がブレた、中途半端な石けんにもなってしまいそうだから。今年は冬眠･･･）
可能性がある事は、とても嬉しいです♪
今日は知人宅にお邪魔していましたが、
洗面所をお借りしたときに、開いていたお風呂場の戸から、ちらりと自分の石けんが見えました。
我が子のように感じました。
石けん一つで、笑ったり悲しんだり出来てしまう…やっぱり大好きなのです。